デジタルが変える建設現場の未来

デジタルが変える建設現場の未来

こんにちは、システム開発部の鈴木です。

第13回目のよもやま話は、先日(2021年7月7日)、第5回目のConTech LABが開催されました「建設業界のデジタル化とオープンイノベーションをサポートする、日本初の建設テックコミュニティ」、ということで、私も初めてこのオンラインセミナーに参加した内容です。

 

今回のテーマは「デジタルが変える建設現場の未来」

「建設現場におけるDXとは」というテーマで、建設現場における様々な場面でのデジタル化として、事例紹介などがありました。

【ConTech LAB】の詳細は、

https://www.contechlab.jp/

 

その中で気になったのは、国土交通省が主導する、日本全国の3D都市モデルの整備・オープンデータ化プロジェクト「PLATEAU」(プラトー)まちづくりのデジタルトランスフォーメーション、いわゆるUDX(Urban DigitalTtransformation)を推進するための政策と位置付け、として、以下の3つに取り組んでいます。

・3D都市モデルの整備
・ユースケースの開発
・整備・活用の機運・ムーブメントの醸成

 

国の直轄事業で、全国の自治体に声をかけ、意欲があって手を挙げてきた56都市(2020年12月時点、東京23区は1都市としてカウント)の累計約1万平方キロメートル以上が3D都市モデルとしてデータ化されます。

それらを活用する、以下のテーマにおけるユースケースを創出

・人やモノの動きが俯瞰で見える、データを使って都市の未来をシミュレートする
・災害リスクを可視化する、社会全体で災害に備えるまちをつくる
・都市開発のビジョンを共有する、まちづくりを科学化する

 

さらにこれをオープンデータとして公開することで、行政だけでなく民間も同じ都市データを自由に引き出し、活用できるようになる。

都市自体(地図や建物など街そのもの)を3次元化し、あらゆる情報が連携されます。

「PLATEAU」(プラトー)に関する詳細は、以下サイトをご覧ください。

https://www.mlit.go.jp/plateau/

 

最近、コロナ関連のニュースでもよく聞く、「人流」のカウントやモニタリング、異常気象による、災害リスク情報の3D可視化、などに既に活用されているのでしょうか?

 

「建設現場におけるDX」とは、どのように進めていくべきなのか?

私どもの取引先である専門工事会社にとって、具体的にどんな変化があるのか?

また、私たちに何が出来るのか? 何をするべきなのか?

 

「PLATEAU」(プラトー)とは別に、いろいろ考えさせられる、いい機会でした。

 

現在、先進的なあらゆる技術が進んでいます。

日本の建設業は、業種ごとの専門工事業者で成り立っている、と私は考えています。

実際に施工する工事業者が、その先進的な技術に取り残されることなく、自らが主導的に技術を活用できる環境が出来たらいいと、切に願います。

 

ITS工房では、最近(今頃?)インスタを始めてみました。

ITS工房公式 @its_koubou

 

私のアカウントもありますので、是非、見にきてください。

ITS工房 鈴木 @its.h.suzuki